月が満ち欠けするのはなぜ?
月が満ち欠けするのはなぜ?
ある日は細い三日月、別の日はまんまるの月。月は1か月足らずですべての形を見せて、またくり返します。月では、いったい何が変わっているのでしょう?
予想してみましょう。三日月ができるのはなぜ?
地球の影ではない
もし三日月が地球の影でできるなら、月は地球の後ろ、太陽の反対側にあるはずです。でも上弦の月のとき、月は横のほうにあり、地球の影はまったく別の方向にのびています。それでも月は半分暗いのです。
日が当たるのはいつも半分
太陽は地球と同じように月も照らしています。月の半分は昼、もう半分は夜です。月が軌道のどこにいても、明るい半分はいつも太陽のほうを向いています。
地球から見えるのはその一部
月が公転するにつれて、明るい半分を毎回ちがう角度から見ることになります。新月のときは後ろから見るので何も見えず、満月のときは正面から全部見えます。そのあいだは一部だけ。三日月、半月、ほぼまんまるの月です。
やってみましょう
暗い部屋でランプを一つだけつけ、ボールを持った腕を頭より少し高くのばします。そのままゆっくりその場で一回りしてみましょう。ボールが三日月、半月、満月と変わっていきます。空の月とまったく同じです。
満ちていく? 欠けていく?
月に縦線を1本描き足してみましょう。Dの形になれば満ちていく月、Cの形なら欠けていく月です。これは日本と同じ北半球での話で、オーストラリアでは逆になります。
なぜ29日半?
月は27.3日で地球のまわりを1周します。でも満月から次の満月までは29.5日かかります。そのあいだに地球が太陽のまわりを進むので、月がふたたび太陽の真反対に来るには、少し追いつかなければならないのです。
では、月が満ち欠けするのはなぜ?
月は自分では光りません。太陽はいつも月の半分を照らしていて、その半分を1か月かけていろいろな角度から見ているのです。